ブレーキをオーバーホールしてもらって2ヶ月くらいとほほな状態が
続いていました[武]です。
500km走ったところで再エア抜きしてもらっても駄目でした。
それからさらに900km走っても症状はかわってませんでした。
本日、やっと直ったので顛末をご報告いたします。
結論は「エア噛みではなく、キャリパーのピストンの固着と思われる」
です
困り果てて、隣県愛媛のオナクラメンバーのShinさんに頼り、
彼の行きつけのショップであるオートショップフジタ(以下ASF)様
に相談しました。ASF様は数多くのGTRを販売されている新居浜
のカワサキ専門店です。
http://www.asfujita.jp/460社長(仮名)もこの様なケースは経験が無いそうで、あらじめ
カワサキにも相談してくれてました。確かにABS内部の頑固なエア
噛みも怪しいのですが、専用のマルチテスタにはABSの強制作動の
項目は無いし、(カワサキは)そういうツールも提供できないことを
確認してくれていました。(強制作動させまくるとユニットが逝って
しまうのでしょうね…きっと)。
そこまで頑固に噛むことも無いのでしょう、今のユニットは。
私のショップが時間をかけて何度もエア抜きしているので、これはエア
ではないと460社長(仮名)は考えました。
持ち込み一番、エア抜きをせずにキャリパーをはずして状況をチェック
しはじめました。右側では4つあるピストンのうち3つが固着して動き
がシブいことがわかりました。で、あとは…動きを良くするようにシコ
シコと清掃と運動を繰り返し…(だと思う…)。
エア抜きは全くしてないそうです。
私とShinさんが昼食をとりに行き、戻って来る頃には仕上がってい
ました(早っ、今までの我々の苦労は何?(泣))
私のショップの担当さんは、自分でオーバーホールをしっかりやったと
思っているので固着は考えられない盲点だったのでしょう。症状もエア
っぽいですのでなおさらですね。
でも、今までの作業の経過を外から冷静に見ていると見えなかったもの
が見えてくるんでしょうね。さすが460社長(仮名)
ということで、新居浜から自宅まで100kmありますが、全く問題な
くOKでしたし、夜の今になっても大丈夫でした。
もっとも1400kmもふにゃふにゃタッチだったのに慣れてきてしま
って硬いタッチが妙に慣れない(笑)のが困りものですが…
追伸
実はASF様には、Shinさんの伝手で何度かショップのツーリング
に参加させてもらっていました。月一度のツーリングにも参加者がそれ
なりに集まり、活気を感じさせられます。部外者の参加(笑)もそれな
りにOKってのも、なかなかですね。460社長、そして先代社長(親父
さん)とも何度かお話しさせてもらっているのですが、お店である以上
商売なのですが、それ以上に社長も先代社長もバイク好き(遊び好き)
というのが伝わってきます。(自分も黎明期のPCショップ店長で、
趣味と仕事の境界線が曖昧でしたけど、妙に常連がついてきて仕事も
商売も一番楽しかったですね(笑))
私は車は実用で使っているので普通のディーラーで問題ありませんが、
趣味(遊び)で使っているバイクは、そういう楽しみを共有できる人が
やっているお店がイイな…と感じさせられました。
後になってしまいましたが、今回の件を快く引き受けて下さった
オートショップフジタ様に感謝の意を表します。